マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムカードを使って無料で高級ホテルへ宿泊してきた

ステーションホテル大阪 クレジットカード
kitte大阪にある、ステーションホテル大阪に宿泊しました。

毎年のカード更新時に届く、マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムカードの無料宿泊特典。
「せっかくなら、普段はなかなか泊まれないホテルに使いたい…」と思い
候補に挙がったのがJR大阪駅直結で、今年で1周年を迎えた「ステーションホテル大阪」。
ホテルの立地の良さ、歴史ある趣、そして鉄道ファンなら一度は泊まってみたい“トレインビュー”の魅力に惹かれ、
迷わず予約してみました。

今回は、この年間特典を使ったステーションホテル大阪の滞在レポートをお届けします。
アクセスや予約方法、客室の様子から朝食、ホテル周辺の楽しみ方まで、詳しくご紹介します。

ホテル概要

ステーションホテル大阪は、JR大阪駅の真上という、これ以上ない立地に佇む都市型ホテルです。
喧騒きわまる大ターミナルの中心にありながら、その館内は外界の慌ただしさを忘れさせる静謐な空気に包まれています。

開業以来、ビジネスから観光まで幅広いゲストを迎え入れてきたこのホテルは、古き良きクラシカルな佇まいと現代的な快適性を絶妙に融合。
シンプルながらも上質なインテリアが、訪れる人に安心感と落ち着きをもたらします。

最大の魅力は、何と言っても駅直結の利便性。
新幹線や特急列車、空港アクセス列車までを一望できるロケーションは、鉄道好きにはたまらないだけでなく、移動時間を大幅に短縮できるため、短期滞在や出張にも理想的です。

客室からは、大阪の街並みやホームに出入りする列車を望むことができ、夜はきらめく夜景と共に、どこか懐かしい旅情を感じさせてくれます。
大都市の真ん中でありながら、ゆったりと流れる時間を味わえる、そんな特別な一夜を提供してくれるホテルです。

予約方法

今回の宿泊には、マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムカードの更新時に付与される「年間無料宿泊特典」を利用しました。
この特典は、50,000ポイントまでの宿泊に適用可能で、差額をポイントで補えばより高額な宿泊にも使える柔軟性があります。

予約はマリオット公式サイトまたはアプリから行います。
ステーションホテル大阪を検索し、宿泊希望日を入力。
空室がある場合、料金表示の下に「無料宿泊特典を使用」という選択肢が現れますので、それを選択するだけです。

今回は日曜日~月曜日にかけて宿泊ということもあり、必要ポイント数は61,000ポイント。自分が保有する11,000ポイントを加えて宿泊予約しました。
ちなみに、同じホテルを現金宿泊する場合は、約67,000円です。更新特典と一部ポイント追加で高級ホテルに泊まれるなんて、、、最高すぎます。

なお、無料宿泊特典は発行から1年間の有効期限が設定されています。
週末や繁忙期は特に埋まりやすいため、計画的に日程を確保することが満足度の高い滞在につながります。

チェックイン

JR大阪駅の西口を南にでてすぐの建物。
駅構内の喧騒を背に、落ち着きのあるホテル専用エントランスをくぐると、そこには静寂が広がります。
フロントは広すぎず、温かみのある照明と柔らかなカーペットが、長旅の緊張をほぐしてくれる空間。
スタッフの所作は丁寧で、必要な案内は簡潔かつ的確。
大都市のホテルにありがちな機械的な対応ではなく、どこか人情味を感じる接客に心が和みます。

客室

今回用意いただいたのは、高層階のスタンダードツインルーム。
初めはシグネチャー(30~33階)で予約していましたが、プラチナエリート特典※1
により、シーニック(34~37階)にアップグレードもしてもらいました。
(※1:マリオットのロイヤルティプログラムである「Marriott Bonvoy」における会員ステータスの一つで、
上級会員資格を指します。)

扉を開けると、落ち着いたベージュとブラウンを基調としたインテリアが迎えてくれます。
壁にはシンプルなアートが飾られ、窓際にはコンパクトながらも快適なソファとテーブル。
都会のホテルらしく決して広くはないものの、機能的なレイアウトと程よい照明配置で、想像以上にゆったりと過ごせます。

カーテンを開ければ、眼下には大阪駅のプラットホームと、行き交う列車の光景。
日中は鉄道のダイナミズムを、夜はホームの灯りと街の夜景が織りなす、都市ならではの眺望が楽しめます。
防音性能もしっかりしており、列車の音はほとんど気にならない程度。
都会の中心にいながら、安らかな時間が流れます。

バスルーム・アメニティ
バスルームは、白を基調とした清潔感あるつくり。
コンパクトながらも洗面台のスペースが広く取られており、アメニティは必要十分。
タオルは厚みがあり、肌触りも良好。シャワーの水圧も心地よく、滞在中の疲れをしっかりと癒してくれます。

館内施設

レストラン & 朝食
朝食はホテル内のダイニングにて提供されます。
大きな窓から自然光が差し込む空間は、朝のひとときをゆったりと演出。
和洋折衷のビュッフェスタイルで、地元食材を活かした料理が並びます。
焼き立てのパンは香ばしく、特にクロワッサンはバターの風味が豊か。
和食コーナーでは、ふっくらと炊き上げられた白米と、数種類の小鉢が並び、旅先ながら自宅のような安心感を覚えます。

季節のフルーツが充実していて、今回訪れた8月はメロン食べ放題とこれまた豪華。
騒がしさとは無縁の空間で、一日の始まりを穏やかに迎えることができました。

ラウンジ・共用スペース

ステーションホテル大阪には、スペシャリティサロンという名のラウンジがあります。
ただし、ホテル料金にプラスラウンジ料(私が訪問した時は1名あたり約26,000円)を加えなければ
専用のラウンジは使えません。今回はショートステイでしたので、使いませんでした。

共用スペースのロビー周辺には静かに過ごせるソファスペースがあります。
チェックイン前後の時間調整や、読書、軽い打ち合わせなどにも適しています。
駅直結という立地を考えれば、この静けさは意外とも言える贅沢です。
また、専用のウォーターステーションというところがあり、乾いた喉を潤すだけでなく、
ノスタルジックな列車のロゴを模したガチャガチャができるなど、遊び心も満載です。

周辺環境

ホテルを一歩出れば、そこは大阪駅の中心部。
百貨店やレストラン、カフェが至近距離にあり、雨の日でもほぼ濡れずに移動が可能です。
また、鉄道ファンには嬉しい、列車ビューポイントがすぐそこ。
旅情と都市機能の両方を、存分に味わえる環境が整っています。

良かった点・気になった点

■良かった点
・抜群の立地:JR大阪駅直結という無二のアクセス。雨の日や荷物が多い時も快適。
・静けさと落ち着き:駅の真上にありながら、防音性が高く、客室では安らぎの時間を過ごせる。
・景観の魅力:鉄道ビューと都会の夜景を同時に楽しめるロケーション。
・スタッフの対応:過度な干渉はなく、必要な場面で的確にサポートしてくれるスマートな接客。
・朝食の質:地元食材を活かした和洋の品々、季節のフルーツが印象的。

■気になった点
・客室の広さ:都市型ホテルゆえに、長期滞在や大きな荷物がある場合はやや手狭に感じるかもしれない。
・館内施設の充実度:スパやフィットネスなどの付帯施設はなく、ホテル内での過ごし方はシンプル。
・ラウンジ:マリオットのプラチナエリート会員でも入れなかった。その点を期待する場合は注意。

まとめ

まとめ

今回、マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムカードの年間無料宿泊特典を活用し、ステーションホテル大阪に滞在しました。
駅直結の圧倒的な利便性と、喧騒から一歩離れた静けさの両方を兼ね備えた、まさに“大人のための隠れ家”といえるホテルです。

客室の広さや館内設備の充実度を求める方には物足りなさがあるかもしれませんが、アクセス重視・短期滞在・鉄道ビューを楽しみたい方にとっては、十分以上の魅力があります。
何より、年間特典を使えば現金出費ゼロでこの滞在が叶うという事実は、カードホルダーにとって大きな満足感を与えてくれるでしょう。

次回はどこに宿泊しようかな。ポイントも溜まってきているので次の投稿もお楽しみにしていてください。

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