
1915年銘のダカット金貨は、当時の鋳型をそのまま使って1920年から1936年の間に496,501枚鋳造された再鋳造コイン(リストライク)です。
表面はフランツ・ヨーゼフ1世、裏面は王冠をかぶったダブルイーグルが右手に剣、左手に玉を持っています。イーグルの胸部分にとても美しい彫刻がデザインされています。
額面:ダカット
国:オーストリア
年号:1915年(リストライク)
品位:986/1000
質量:3.49g
長径:19.0mm
厚さ:
発行枚数:496,501枚再鋳造
対象コインはPCGSというコインの鑑定機関の証明を取得したコインとなり、ここからはPCGSを使ってどのように鑑定結果を表示するかを解説していきます。
PCGSとは、Professional Coin Grading Service(プロフェッショナル・コイン・グレーディング・サービス)の略で、世界的に有名な鑑定機関の一つです。コインの真贋判定や状態評価を行い、その結果を専用のスラブケースに封入して提供しています。次の画像がスラブといわれるコインケースの裏表イメージです。

対象サイトのURL https://www.pcgsasia.com/?l=ja からサイトへアクセスします。
サイト右上の「証明書照会」のボタンをクリックすると、画像のような検索窓が表示されます。
そこに入力例(e.g. XXX.XX/12345678)の記載があるように、ご自身の調べたいコインの番号8桁を入力し、「証明書照会」ボタンを押します。


対象のコインが「証書検証」と表示されます。

ここまでの情報が登録されていて買い手も売り手も偽物を売買するリスクが減少します。
コインを購入する際、スラブ入りケースのコインである場合は、このページで説明してきたような調べ方で鑑定結果を確認できるため、安心して取引ができます。
ぜひ一度試してみてください!
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