
金ってほんときれいですね。あの輝きには魅入られてしまいますね。ほんと欲しい、、、
でも、ここ数年金価格がかなり高騰していて簡単に買えない、じゃあどうしたらいいの?って考えてるあなた!金について正しく理解して正しく投資していきましょう!
最近の金価格の上昇について

2025年6月時点、金価格は史上最高値の3,500ドルを記録した後、一時的に調整局面に入っていますが、専門家は今後も上昇を予測しています。なぜなら、イスラエルのイラン攻撃など地政学的リスクが高まると、安全資産としての金の需要が増し、価格が上昇する傾向があります。日本では台湾有事などということも地政学リスクですね。また、金はインフレリスクに強く、他の投資商材とは違った相場になることが多い投資商材です。米中貿易摩擦の緩和が進んでも、金価格は安定して推移していることが注目されています。
金の歴史
金は古代から価値ある資産として扱われてきました。シュメール文明ではすでに金の装飾品が作られていたとされ、古代エジプトでは王族の象徴として黄金のマスクや装飾品が使用されていました。日本では749年に宮城県で金が発見されています。東大寺の大仏にも金が使用された記録もあります。
金投資と他の投資商材との比較
金投資は、株式や不動産、仮想通貨などと比較すると、価値がゼロになるリスクがほぼないという特徴があります。元々投資商材というよりも貴金属だった所以ですね。株式は企業の成長による値上がりが期待できますが、景気変動の影響を受けやすいです。一方、金はインフレに強く、経済不安時に価格が上昇しやすいため、リスク分散の手段として活用されます。
金投資する方法
金投資にはさまざまな方法があります。
代表的なものとして以下の5つが挙げられます。自分に合ったスタイルの金投資をお勧めしますが、私は現物一択です。たまに見る本物の金、本当にきれいです。盗難のリスクなどの注意点はですが、盗難保険を掛けたり、銀行の貸金庫をかりるなど対策してみてください。
- 純金積立:毎月一定額を積み立てることで、価格変動のリスクを抑えながら購入できる。
- 現物購入(金地金・金貨):直接金を購入し保管する方法。
- 金ETF:証券取引所で取引される金関連の投資信託。
- 金鉱株:金を採掘する企業の株式を購入することで、金価格の影響を受ける投資。
- 金先物取引:将来の価格を予測して売買する方法で、レバレッジを活用できる。
金投資をしてみた結果

じゃあ、あなたはほんとに金投資しているの?といわれると、、、、しています。
私が金投資を始めたのは、コロナウイルスが流行し始めた2020年からです。
一番初めは田中貴金属さんの50g純金インゴットを買ったのが最初です。家の近くにある商店街でふらっと寄ってみたところで金に出会ってしまいました。
以降、田中貴金属さんではメープルリーフ金貨、ウイーン金貨ハーモニーなどの金商品を買い増ししました。
ただ、金価格が毎年右肩上がりで爆上がりしたので、ビビッて買えない年もありました。
最終的には購入した金価格の倍以上の価値にはなりましたので、投資としては成功といえるとおもいます。現在は急に現金が必要になり一部金を売却してしまったので、現在は残りは一部ですが、それでも自分の資産の内15%を意識してガチ保しています。
金の買い方、売り方
金を購入するのは「金投資する方法」でも書きましたが、ここでは金の現物売買方法をご紹介します。
1.金の買い方:
金を取り扱っている店舗で購入できます。貴金属メーカーの直営店であれば金の品質について信頼性が高く、安心感があります。日本マテリアル、徳力本店、石福金属工業、田中貴金属工業、三菱マテリアルなど。
家の近くにあれば是非これらの大手貴金属メーカー直営店で購入してみてください。
ここで注意点ですが、金購入にはいくつかルールがあります。100万円未満は現金で購入し、100万円を超える場合は振込のみとなっています。また、金価格以外に売買手数料(重さによって変わる)がかかりますので、この手数料も含めて支払いが必要です。
2.金の売り方:
金を売るときは、金を購入した店舗で売るのがよいです。町の貴金属店、リサイクル業者、買取業者でも売却ができます。
売却するときは各社手数料が違うため、各社の提示してくる単価を確認し売却することをお勧めします。私はRE:TANAKAの金買取価格を参考にしています。これを知らずに買取店に行くと、余計な手数料を取られることがあるので必ず確認するようにしてください。
金売却時にかかる税金
やっぱり買った時より打った時のほうが多くなって、さらに利益がたくさんでるとうれしいですよね。ここで大切になってくるのが、金の売却には税金がかかる場合があるということです。
売却により年間50万円以上の利益が出る場合は、課税対象となります。
え!税金かかるの?と思った方、慌てず少しずつ理解していきまし。
まず、一般的な人が売却する場合は、譲渡所得になります。営利目的で売却する場合は事業所得です。営利目的で頻繁に売却を繰り返す人は雑所得となる場合もあります。自分がどれに当てはまるのかわからない方は税理士相談で確認してみるのもよいと思います。
ここでは一般の人が多い譲渡所得の税金計算をサンプルでご紹介します。
短期保有「購入して5年未満」、長期保有「購入して5年以上」の2つのパターンで税金が変わります。
計算式:
①購入して5年未満の場合
売却価格-購入価格-特別控除50万円=課税譲渡所得金額
例:200万円 – 100万円 – 50万円 = 50万円←これに税金がかかります。
②購入して5年以上の場合
(売却価格-購入価格-特別控除50万円)×1/2=課税譲渡所得金額
例:(200万円 – 100万円 – 50万円)×1/2 = 25万円←これに税金がかかります。
金を売却する際は保有年数によって税額が変わってくるので、売却時にはどれくらいの期間、金を保有していたのかを確認しましょう。
また、この控除額は1年間の控除になるため、複数年にわたって少しずつ必要な時に必要なだけ売却すると毎年控除が受けられるという仕組みです。仕組みを理解してやっていきましょう。
金について理解できましたか?
金は何千年も前から人を魅了してきました。今後も価格が上がるのか?というのはわかりません。
チャートにもあるように歴史的にも値下がりする局面もありますので、ご自身でリスクをとれる程度で保有することを強くお勧めします。
みなさんが楽しく、そして家族や友人と笑顔で過ごせることをお祈りします。
楽しんで資産増やしていきましょう!
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